日本製紙、王子下し6度目V 全日本アイス

アイスホッケーの第81回全日本選手権は1日、札幌市月寒体育館で決勝などが行われ、日本製紙が王子に5―4で競り勝ち、2大会ぶり6度目の優勝を遂げた. 3大会連続で同じ顔合わせの決勝で、日本製紙は第1ピリオドに2点先取. 第2ピリオドに追い付かれ、激しい点の取り合いとなった第3ピリオドの12分28秒に佐藤が決勝ゴールを挙げた. 3位決定戦では、フリーブレイズがアイスバックスを延長戦の末、3―2で破った. ■少ないチャンスをものに 前回王者との一進一退の争いを制した日本製紙. 2大会ぶりの王座に返り咲き、主将の外崎は「最高の結果」と声を弾ませた. シュート数は王子の46本に対して26本. 守勢を強いられたが、少ないチャンスを確実に物にし、堅守の相手から5点を奪った. 第3ピリオドには、佐藤が決勝点を含む2得点を挙げた. アジアリーグで今季5得点とあって、「自分でもびっくりしている」と自らの大活躍に驚きを隠さなかった. 王子には前回大会で4連覇を阻まれ、先週のアジアリーグでは1―9と大敗. 難敵に雪辱したが、佐藤は「1勝しただけ. まだまだ借りはある」と気を引き締める. neosiresssi アジアリーグ首位の王子追走へ、佐々木監督は「これをステップにいい戦いをしていきたい」と意気込んだ. ■まさかの5失点 王子はまさかの5失点で連覇を阻まれた. アシッアシックス バッシュクス シューズ メンズ 山中監督は「守りの面で、自分たちの力が発揮できなかった. 非常に残念な試合だった」と肩を落とした. 第3ピリオドに3―2と勝ち越したのもつかの間、その1分半後に追い付かれた. さらに4―4と追い付いた直後にも失点し、頼みの守備に隙が目立った. 山中監督は「戦い方やシステムが今のままでいいのか、もう一度リセットしたい」と立て直しを誓った.